– 共通シナリオ –
アカデミーで一番の成績を誇るイーライは、
ある日廃墟となった研究所の裏庭で不思議な少女と出会う。
少女には、自分の名前が「サイノ」であるということ以外には記憶がなく、
イーライはサイノを助けるために奔走することになる。
– ガスマスク編 –
サイノの身元を調べるため、軍部の駐在所を訪れる二人。
ところが軍部は「研究所から出現した手がかり」を捕らえようとしていた。
サイノを連れ軍部の手から逃走するイーライは、
ガスマスクをかぶった奇妙な人物に助けられる。
しかしそのガスマスクもまた、軍部に追われる存在だった。
– オデット編 –
サイノがネジを飲み込んでしまい、病院へと向かう二人。
ところがそこで二人を待ち構えていたものは、
医長のオデットが率いる教団エンデの罠だった。
オデットの目的とは――?
すべての鍵を握るのは、自殺した一人の少年だった。
– 真相編 –
「イーライ……ありがとう……さようなら」
サイノを追う軍部と教団エンデ。
人間の身勝手でスクラップにされたものたち。
生まれるべきではなかった存在と、
家族を失った”ロボット”の青年。
すべての思惑は、ひとつの結末にたどり着く。